冨田諒太郎先生 「日本癌治療学会 研究奨励賞」受賞

この度、「JUOG-UC 1901 研究:本邦における BCG unresponsive 症例の実態調査」のデータベースを用いて解析、執筆させていただきました論文「Impact of carcinoma in situ on the outcome of intravesical Bacillus Calmette-Guérin therapy for non-muscle-invasive bladder cancer: a comparative analysis of large real-world data」が日本癌治療学会の第23回研究奨励賞を受賞することができました。

この賞はがんの治療に関する研究発表を奨励し、若手研究者を積極的に育成することを目的として、日本癌治療学会の機関誌「International Journal of Clinical Oncology (IJCO)」にOriginal Articleが掲載された40歳以下の会員に対して授与されるものです。今回の受賞を励みに、さらに研究に邁進し研鑽を積んで参りたいと存じます。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

塩崎啓登先生 「日本尿路結石症学会臨床部門奨励賞」受賞

第33回日本尿路結石症学会(2023年8月25ー26日)にて臨床部門奨励賞を受賞しました。

 

 

 

 

 

 

発表内容は、『未固定新鮮凍結遺体を用いたECIRS(経皮的経尿道的尿路結石破砕術)での職業被曝低減についての検討』です

近年、医療従事者の職業被曝については決して無視できない状況となっています。泌尿器科分野で職業被曝が多いと予想されるECIRSにおいて、未固定凍結遺体を用いて患者体位の違いによる術者が受ける職業被曝について検討し、さらに『絞り』と『パルス』のテクニックがどの程度、職業被曝低減効果があるかを総括的に評価しました。

この発表を通じて泌尿器科分野でも少しでも職業被曝についての関心が広まればと思います。

また、本研究は献体された方々の御遺体を用いた研究です。献体された方々、ご家族に深く感謝申し上げます。

佐々木雄太郎先生 「内視鏡医学研究振興財団研究助成」獲得

佐々木雄太郎 助教が令和5年度 公益財団法人 内視鏡医学研究振興財団 研究助成(50万円)を獲得しました。研究内容は「ロボット支援手術・腹腔鏡手術で脈管を安全・円滑に確保するための新規デバイスの開発」です。ロボット支援手術・腹腔鏡手術では、動脈、静脈、尿管などの脈管操作は重大な医療事故につながる可能性があるため、医療安全上の重要な手術工程となります。安全・確実な脈管操作を可能にし、脈管への損傷リスクを最小限に抑えるべく、新規デバイスの開発・研究を行っていきます。

金山博臣名誉教授 カールストルツ賞受賞

金山博臣名誉教授が第37回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会(開催地:米子市)において第23回カールストルツ賞を受賞されました。

カールストルツ賞は日本における泌尿器内視鏡手術と低侵襲医療の発展に大きく寄与した泌尿器科医者を顕彰するために2000年に創設された賞であり、金山先生は我が国における内視鏡およびロボット支援手術の開発、普及、教育に努められ低侵襲医療の発展に多大なる貢献をされました。心よりお祝い申し上げます。

佐々木雄太郎先生 「ロボット支援手術研究助成金B」獲得

佐々木雄太郎 助教が第4回 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会「ロボット支援手術研究助成金B」(50万円)を獲得しました。研究内容は「ロボット支援手術・腹腔鏡手術で縫合針を安全・円滑に回収するための新規デバイスの開発」です。当科では手術中の縫合針を安全に取り扱うために新たな研究開発を行っていきます。

2023年度第1回医局説明会

2023/6/27(火)18:00~泌尿器科医局説明会を開催します。

泌尿器科に興味のある学生、研修医を対象に行います。終了後は、簡単な懇親の場を設けています。お気軽にお問い合わせください。

連絡先:泌尿器科教育主任 山本 恭代

yasuyoyamamo@tokushima-u.ac.jp

金山博臣教授がモンゴル国立医科大学客員教授の称号を授与されました

金山博臣教授が、モンゴル国立医科大学の客員教授を拝命しました。これまでに当科ではモンゴルからの留学生を受け入れており、国際交流を行ってきました。更に今後も国際的な活動を進めていく予定です。

モンゴル国立医科大学 ニャンダヴァー・フレルバータル学長と

 

以前当科に留学されていたモンゴル国立医科大学 アビルメッド シーレヴニャンバ大学院長と