第108回四国地方会が、令和3年7月3日(土)、オンラインハイブリッド形式にて開催します。四国地方会の視聴者マニュアルを掲載します。第108回日本泌尿器科学会四国地方会視聴者マニュアル
投稿者: スタッフ泌尿器科
【徳島大学病院】新規国産手術支援ロボット「hinotori」の導入
2021年5月25日 国産初の手術支援ロボットによる中四国・九州では初めてとなる手術に成功したことを報告しました。国内で3施設目の報告となります。
徳島大学定例記者会見の動画です。
佐々木雄太郎先生の論文がJournal of Robotic Surgeryにアクセプトされました。
佐々木雄太郎先生の論文がJournal of Robotic Surgery(IF 1.88 2019-2020)に
アクセプトされました。
ロボット支援手術におけるpatient-side surgeonの役割の重要性を評価した論文です。
https://link.springer.com/article/10.1007/s11701-021-01256-x
第15回 一般社団法人日本泌尿器科学会ヤングリサーチグラント 大豆本 先生
第15回 一般社団法人日本泌尿器科学会ヤングリサーチグラント 採択
当科・大豆本圭先生の研究課題が、第15回 一般社団法人日本泌尿器科学会ヤングリサーチグラントに採択されました。
研究課題名 「DDX31」遺伝子改変マウスによる尿路上皮癌多段階進展機構の解明
第30回泌尿器分子・細胞研究会研究奨励賞受賞 大豆本 先生
2021年2月26日~27日にWEB開催された第30回泌尿器分子・細胞研究会で大豆本圭先生が研究奨励賞を受賞しました。
【口演部門】
AO-7「Micropapillary urothelial carcinoma の病態解明と新規治療法の探索」
大豆本 圭 先生(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 泌尿器学分野)

第1回 徳島大学泌尿器科医局説明会(Web)開催
2020/8/25(火) 17:00~医局説明会(web)を行います。
今年度は、テレビ会議システムZoomを用いて、開催します。
泌尿器科に興味のある研修医、医学生の皆様、ぜひご参加ください。
参加希望の方は、こちらにメールをお送りください。
連絡先:教育主任 山本恭代 (yasuyoyamamo@tokushima-u.ac.jp)
URLをお送りします。
第1回 徳島大学泌尿器科医局説明会(Web)開催
2020年8月25日(火) 17:00より徳島大学泌尿器科医局説明会(Web)を行います。
本年度はwebミーティングサービス Zoomを利用しての開催となります。
泌尿器科に興味がある研修医や医学生の皆様はどんどんご参加ください。
参加希望の方は、下記メールにご連絡ください。
参加URLをお送りします。
連絡先:教育主任 山本恭代(yasuyoyamamo@tokushima-u.ac.jp)
泌尿器科教室員募集
徳島大学泌尿器科では、来年度入局希望の方を募集しています。
医学科学生、研修医の病院見学を随時受け入れしています。
見学日時、見学内容については、ご希望に合わせて決定しますので、ご連絡ください。
明るく、楽しい医局です。
年齢、性別は問いません。
少しでも興味がある方は、当科医局にご連絡ください。
総務医長:高橋正幸
takahashi.masayuki@tokushima-u.ac.jp
第14回 日本泌尿器科学会ヤングリサーチグラント 採択
当科・布川朋也講師の研究課題が、第14回 一般社団法人日本泌尿器科学会ヤングリサーチグラントに採択されました。
第108回、日本泌尿器科学会総会にて交付式が行われる予定です。
TEKKフォーラム2020開催中止について
哲玖の会会員 各位
拝啓
時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、7月18日に開催を予定しておりましたTEKKフォーラム2020についてですが、TEKK運営委員会および事務局では先日ご案内をさせていただいた後も新型コロナウイルスの感染拡大に伴い刻々と変化する情勢を考慮し、開催の可否やあり方について検討を行ってまいりました。
現在、本邦における新型コロナウイルスの感染拡大はある程度抑制された状態にあり、6月19日をもって県境をまたいだ移動制限についても解除されております。しかしながら、新型コロナウイルス感染の終息のめどは立っておらず、特に医療機関においては各施設における独自の自粛要請が続いていることと存じます。このような現状では多くの先生方にTEKKフォーラムやその後の懇親会に参加していただくことは困難であり、本フォーラムを開催しても会員間の交流は制限され、その開催意義の著しい低下は避けられません。
このような状況を踏まえた検討の結果、誠に勝手ながらTEKKフォーラム2020の開催は中止とさせていただきました。
ご参加をご検討いただいていた先生方にはご迷惑をおかけすることとなり大変申し訳ございません。何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。今後ともご指導のほど宜しくお願いいたします。
敬具
2020年6月
徳島大学医学部泌尿器科学教室内【哲玖の会】事務局
(担当:楠原義人・布川朋也)
TEL:088-633-7159 FAX:088-633-7160
e-mail:fukawa.tomoya@tokushima-u.ac.jp
前立腺がんに対する小線源療法について
1. はじめに
・小線源療法とは、限局性の前立腺がんに対する放射線治療です。
・小さな放射性物質(下図)を前立腺に永久留置します。
・身体への負担が少なく、治療効果は前立腺全摘手術と同等です。
・日本では2003年3月に認可され、同年7月から治療が可能になりました。
・徳島大学病院では、2004年7月から小線源治療を開始しました。
・2020年1月現在、約900例の治療実績があります。
<放射線を出す小さなカプセル状の腺源>
・この線源は永久に前立腺に残ります。しかし、放射線量は次第に減少し、1年後には放射線はほとんど出なくなります。

2. 小線源療法の特徴
1)安定した照射
・前立腺に線源を留置するため、骨盤底筋の影響を受けず照射されます。
2)放射線障害が少ない
・前立腺周囲(膀胱や直腸)への照射量は少なく抑えられます。
3)尿失禁が少ない
・尿失禁はほとんどありません。
4)性機能の維持
・ホルモン治療を併用しない場合、性機能が維持される割合は70%程です。
・性機能が維持された場合でも、次第に精液量は少なくなります。
5)入院期間が短い
・最短で3泊4日の入院です。
3. 小線源療法の欠点
1)治療効果の限界
・高リスク群(PSA 20ng/mL以上、グリソンスコア8以上など)は、小線源治療だけでは効果が不良になります。そのため、ホルモン治療や放射線外照射の併用を検討します。
・精嚢浸潤やリンパ節転移があると、治療効果が不十分となります。
2)放射線障害
・直腸:出血し、潰瘍ができることがあります。
・膀胱:出血や排尿時に痛いことがあります。
・尿道:稀に尿道が細くなり、尿が出にくくなります。
3)身体への負担
・腰から半身麻酔を行う、会陰部(陰嚢と肛門の間)から針を刺す、などの負担があります。
4. 小線源療法の適応
1)適応
・前立腺にだけ癌がある
・前立腺周囲(被膜)に癌があれば、外照射の併用を検討します
2) 適応外
・精嚢に浸潤している
・前立腺以外(骨やリンパ節)に転移している
・手術や放射線治療後の再発
3)治療ができない場合
・ 過去に前立腺の手術をしている
・前立腺が大きい
・前立腺が小さい
・排尿状態が悪い
・下肢の開脚や挙上ができない
・骨盤に放射線治療をしたことがある
・前立腺に結石が多い
・前立腺に感染がある
・合併症で治療の危険性が高い
・出血しやすい薬を飲んでいるが、休薬できない
・その他、当院において治療の適応でないと判断された場合
5. 治療までの流れ
1)初診から治療の決定まで
・紹介状を作成して頂き、受診予約してください。
・小線源治療の可否、ホルモン治療や外照射の併用を検討します。
2)治療前のプランニング(照射計画)
・入院の4~5週前に、外来でプランニングを行います。
①治療時と同じ体勢をとります
②肛門から細い棒をいれます(超音波検査)
③前立腺の大きさを測定し、使用する線源数を決めます
3)入院
・最短で3泊4日(入院:水曜日の午前10時、 治療:木曜日の午後2時)
6. 治療の実際
1)治療前
・前日に陰部の除毛、下剤を飲みます
・当日は絶食(水分は可)、浣腸します
2)治療
① 腰から半身麻酔
② 尿道カテーテルを挿入
③ 肛門からエコーを挿入
④ 会陰部(陰嚢と肛門の間)から針を刺します
⑤ 線源を計50~100個留置
・治療時間は約1.5~2時間です
・治療終了後から水分摂取
3)治療の翌日
・食事開始、尿道カテーテルを抜去
・CTを撮影
4)退院後
・退院1ヵ月後に、泌尿器科と放射線科の外来を受診していただきます。

7. 治療の合併症
・尿がでにくい:頻繁に認めます。前立腺肥大症の薬を飲みます
・尿漏れ:約0.2%です
・尿閉(尿がでない):約1%です。治療前の排尿状態が悪い場合は、注意が必要です
・直腸出血、潰瘍:術後6-18ヶ月で出現することが多く、稀に人工肛門が必要になります。
・性機能障害:ホルモン治療がなければ、約70%保たれます。
・麻酔による影響(呼吸不全、脳出血などの重篤な疾患)
・抗凝固薬中止による血栓形成(心筋梗塞や脳梗塞、下肢静脈血栓、肺塞栓など)
・その他:血尿、血精液症、頻尿、尿意切迫、尿道狭窄、尿路感染、会陰部痛など
・線源が前立腺外に移動することがありますが、特に問題ありません
8. 術後の注意事項
1)留置した線源は放射線を出しますが、周囲の方に与える放射線量は、人が自然界より受けている放射線量よりも低いです。しかし、小さいお子様を長時間ひざに抱いたり、妊婦と長時間接触したりすることは避けて下さい。同室での就寝や団欒(だんらん)は問題ありません。
・術後60日で放射能は半減し、1年たてば周囲への影響を気にする必要はなくなります。
2)稀に尿に線源が排出されることがあります。1個の線源から出る放射線は微量で問題ありません。線源を拾えるようならビンなどに回収し、お子様の手の届かないところに置いたうえで、あわてずに担当医にご連絡下さい。
3)性交は術後4週間以降で可能です。ただし、精液中に線源がでてくる可能性があるため、術後1年間はコンドームを使用してください。
4)治療後1年間は「治療カード」を携帯して下さい。
・治療後1年以内に手術を行う場合、手術担当医師から当院担当医に連絡するようお願いして下さい。
5)治療後1年以内に死亡された場合には、前立腺を摘出する必要があります。家族の方は担当医に必ずご連絡下さい。
9. 費用
治療費は線源代を含めすべて保険の適応になりますが、個室料金は自費になります(治療当日は必ず個室を使用します)


徳島大学大学院 医歯薬学研究部
