第33回日本尿路結石症学会(2023年8月25ー26日)にて臨床部門奨励賞を受賞しました。
発表内容は、『未固定新鮮凍結遺体を用いたECIRS(経皮的経尿道的尿路結石破砕術)での職業被曝低減についての検討』です
近年、医療従事者の職業被曝については決して無視できない状況となっています。泌尿器科分野で職業被曝が多いと予想されるECIRSにおいて、未固定凍結遺体を用いて患者体位の違いによる術者が受ける職業被曝について検討し、さらに『絞り』と『パルス』のテクニックがどの程度、職業被曝低減効果があるかを総括的に評価しました。
この発表を通じて泌尿器科分野でも少しでも職業被曝についての関心が広まればと思います。
また、本研究は献体された方々の御遺体を用いた研究です。献体された方々、ご家族に深く感謝申し上げます。