[研究課題名]早期前立腺癌に対する監視療法患者における前立腺全摘標本のadverse pathologyの予測因子についてのPRIAS-JAPANのデータを用いた後ろ向き研究

 [研究機関の長]香川大学医学部長

[研究責任者名・所属]土肥洋一郎香川大学医学部附属病院泌尿器・副腎・腎移植外科病院助教

[研究の目的]
早期前立腺癌に対する監視療法開始後に施行された前立腺全摘標本のadverse pathologyの予測因子(グリソンスコア4+3以上、精嚢浸潤、前立腺被膜外浸潤,リンパ節転移)を評価し、監視療法のプロトコールの妥当性について検討し、監視療法の適格規準やフォロースケジュールの安全性の向上に役立てるため。

[研究の方法]
○対象となる患者さん
2010年01月01日から2020年9月30日の間に、早期前立腺癌の診断を受けてPRIAS-JAPAN（PSA監視療法の国際共同比較研究）のデータベースに登録された方。

○利用する検体・診療情報
診療情報：診断名、年齢、身体所見（直腸診）、検査結果（PSA、画像検査）、前立腺生検病理所見（グリソンスコア、生検本数、陽性本数）、前立腺全摘標本病理所見（グリソンスコア、切除断端、Tステージ、精嚢浸潤、前立腺被膜外浸潤,リンパ節転移,IDC-Pの有無,篩状腺管の有無）、腫瘍学的転帰
検体：前立腺全摘標本の病理プレパラート

［外部からの検体の提供］
（例）利用する外部施設所持の検体は、患者さん個人が特定できない状態とし、郵便にて、下記の研究組織より本学へ提供されます。本研究での利用後は、郵便にて、提供元の施設に返送されます。

[研究組織]
香川大学医学部附属病院　　　　　泌尿器・副腎・腎移植外科　土肥　洋一郎
秋田大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　成田　伸太郎
大阪国際がんセンター　　　　　　泌尿器科　西村　和郎
関西医科大学附属病院　　　　　　泌尿器科　木下　秀文
九州大学病院　　　　　　　　　　泌尿器・前立腺・腎臓・副腎外科　江藤　正俊
京都大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　赤松　秀輔
熊本大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　神波　大己
倉敷中央病院　　　　　　　　　　泌尿器科　井上　幸治
群馬大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　鈴木　和浩
埼玉県立がんセンター　　　　　　泌尿器科　影山　幸雄
札幌医科大学附属病院　　　　　　泌尿器科　橋本　浩平
四国がんセンター　　　　　　　　泌尿器科　橋根　勝義
千葉大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　市川　智彦
帝京大ちば総合医療センター　　　泌尿器科　納谷　幸男
東海大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　宮嶋　哲
東京慈恵会医科大学附属病院　　　泌尿器科　頴川　晋
JCHO東京新宿メディカルセンター　泌尿器科　赤倉　功一郎
東京大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　久米　春喜
東邦大学医療センター佐倉病院　　泌尿器科　鈴木　啓悦
東北大学病院　　　　　　　　　　泌尿器科　三塚　浩二
徳島大学病院　　　　　　　　　　泌尿器科　金山　博臣
長崎大学病院　　　　　　　　　　泌尿器科　酒井　英樹
新潟県立がんセンター新潟病院　　泌尿器科　谷川　俊貴
原三信病院　　　　　　　　　　　泌尿器科　横溝　晃
北海道大学病院　　　　　　　　　泌尿器科　松本　隆児
宮崎大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　賀本　敏行
山形大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　土谷　順彦
山口大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　松本　洋明
琉球大学医学部附属病院　　　　　泌尿器科　斎藤　誠一
和歌山県立医科大学附属病院　　　泌尿器科　原　勲

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[連絡先・相談窓口]
〒770-8503 徳島県徳島市蔵本町2-50-1 徳島大学病院泌尿器科

担当医師楠原義人

電話：088-633-7159 ファックス：088-633-7160