本賞は、泌尿器科学分野教授、徳島大学医学部・歯学部附属病院長、徳島大学長を歴任された香川征先生の功績を記念して令和5年度に創設されました。
受賞研究は、膀胱全摘後の皮膚尿管瘻造設術におけるロボット手術と開腹手術の比較に関する多施設共同研究です (Int J Urol, 2024)。
本研究では、後腹膜到達法による尿管皮膚瘻造設術において、ロボット手術が、開腹手術と同等の有効性・安全性を担保しつつ、より低侵襲な術式であることを明らかにしました。
ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
また、泌尿器科医として香川征先生のお名前を冠した賞を受賞できたことを、大変光栄に思います。